MONTHLY EVENT

HERMÈS

JUKEBOX JAMS

とある2月の昼下がり。現代版フィルハーモニック・ポップオーケストラの蓮沼執太フィルとミュージシャンの塩塚モエカが銀座メゾンエルメスに集い、メゾンを音楽で満たしました。幕開けを飾ったのは、蓮沼と塩塚によるデュエット。その後は、蓮沼がこの日のために書き下ろした『Jukebox Jams』を、フィルが奏でました。フロアごとに異なる音色に彩られた銀座メゾンエルメスは、まさにジュークボックス。

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まずは蓮沼のナンバー『テレポート』でお出迎え。ガラスブロックから差し込む陽光が、蓮沼と塩塚の歌声を祝福します。

蓮沼執太(キーボード)塩塚モエカ(羊文学・ヴォーカル)

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そしてバトンは、各階ごとに編成とアレンジが違う『Jukebox Jams』へ。シロフォンとハープの音色が幻想的な世界へ誘います。

K-Ta(シロフォン)小林うてな(ハープ)三浦千明(キーボード)尾嶋優(ドラム)

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弦楽器と管楽器が織りなす華々しいハーモニー。それを先導するパーカッションのリズムは、まるで馬の足音のよう。

手島絵里子(ヴィオラ)大谷能生(サックス)ゴンドウトモヒコ(ユーフォニアム)斉藤亮輔(パーカッション)

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電子音と雅楽器がアンビエントに盛り上げます。硬質な表情を纏ったその響きは、ジュエリーが並ぶ部屋にぴったり。

itoken、千葉広樹(シンセサイザー)音無史哉(笙)葛西敏彦(PA.)

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心地よい余韻を残しながらフィナーレを飾るのは、子守唄のように柔らかいフルートとギターのアンサンブルです。

宮地夏海(フルート)石塚周太(ギター)

Shuta Hasunuma

蓮沼執太

音楽家、アーティスト。「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、インスタレーション作品などを制作。2021年には、エルメスによるドキュメンタリームービー『HUMAN ODYSSEY-それは、創造を巡る旅。ー』の音楽を手掛けた。

Moeka Shiotsuka (Hitsujibungaku)

塩塚モエカ(羊文学)

音楽家。新しい世界を切り開くオルタナティブなロックバンド、羊文学のギターヴォーカルを務める傍ら、ギターの弾き語りライブも行う。2020年にリリースされた『HOLIDAY』で初参加して以後、蓮沼執太フィルとの共演も多い。

Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra

蓮沼執太フィル

蓮沼執太がコンダクトする、総勢15名からなる現代版フィルハーモニック・ポップ・オーケストラ。2010年に結成。2014年に『時が奏でる』でアルバム・デビュー。『ANTHROPOCENE』『FULLPHONY』を経て、2023年に『symphil』をリリース。

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