ロドルフ・アッカーマンは、ザクセン州シュトルベルクで生まれました。馬具や馬車のデザイン及び設計を父から学び、パリ、ロンドンへと移り住んだあともさまざまな馬車の設計を手掛けます。銀座メゾンエルメスに飾られるのは、アッカーマンが馬車のプロモーションをするためにまとめた英国式馬車のドローイング集(48点のエッチングと4点のガッシュ画)のうち6枚の複製です。アッカーマンが設計した街用馬車(旅行用馬車や祝典用馬車など)は、19世紀前半にフランスやイギリスで大いに流行しました。


馬車を描く


作品名: | ファッショナブルな馬車の絵の模倣集 |
|---|---|
展示場所: | 銀座メゾンエルメス 2階 |
作家: | ロドルフ・アッカーマン |
備考: | エミール・エルメス コレクションの複製です |
銀座メゾンエルメスには、エミール・エルメスが生涯をかけて集めてきた美術品や工芸品、書物などの一部が展示されています。エミールの精神に基づき、その後も新たなコレクションの探求は続いております。
伝統的な職人技のオブジェと並んで、よりコンテンポラリーな作品群も収集しており、これはエルメスのものづくりにおける伝統と革新の姿勢を象徴するものです。エルメス現代写真コレクション、カレなどに生まれ変わるグラフィックやイラストレーションを扱うステュディオ・デッサンのコレクション、フォーブル・サントノーレ店のウィンドウディスプレイなどがこのケースに当たります。
加えて、2019年からはエルメスがアーティストに特別依頼した作品が地域ごとの特色や魅力を旗艦店で表現しています。














