文化と日々を描く

      このドローイングの作者は、文化と芸術が咲き誇るベルエポック期の風刺画家「セム」ことジョルジュ・グルサ(1863-1934)です。パリの華やかな社交界を、時事性に富んだ、軽快かつユーモラスなスタイルで描き続け、パリのサロン文化をつくった一人といわれています。

      黒ハットに燕尾服で、馬に跨るこの紳士は、著名なボルドーの弁護士とされています。散歩したり、馬に乗ったり、狩りをしたりする、この粋な紳士をセムは幾度となく描いています。

      作品名:

      馬に跨る紳士の後ろ姿

      展示場所:

      銀座メゾンエルメス 2階

      作家:

      ジョルジュ・グルサ, 通称 セム

      備考:

      エミール・エルメス コレクションの複製です

      銀座メゾンエルメスには、エミール・エルメスが生涯をかけて集めてきた美術品や工芸品、書物などの一部が展示されています。エミールの精神に基づき、その後も新たなコレクションの探求は続いております。
      伝統的な職人技のオブジェと並んで、よりコンテンポラリーな作品群も収集しており、これはエルメスのものづくりにおける伝統と革新の姿勢を象徴するものです。エルメス現代写真コレクション、カレなどに生まれ変わるグラフィックやイラストレーションを扱うステュディオ・デッサンのコレクション、フォーブル・サントノーレ店のウィンドウディスプレイなどがこのケースに当たります。
      加えて、2019年からはエルメスがアーティストに特別依頼した作品が地域ごとの特色や魅力を旗艦店で表現しています。

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